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  • 三浦しをん『舟を編む』  ★★
    藍色 (10/06)
  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
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  • ポール・オースター『幽霊たち』  ★★★★
    マリ (01/21)
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    渋谷の帝王 (11/04)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    マリ (10/27)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    Skywriter (09/12)
  • 東川篤哉『密室に向かって撃て!』  ★★★
    hirose (11/17)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    マリ (06/19)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    Skywriter (02/06)
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Memoria de los libros preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
星の数は気分なのであてになりません
越谷オサム『階段途中のビッグ・ノイズ』  ★★★☆
暑い夏、無意味に熱かった僕たち、ビールなんて苦くて飲めなかったあの頃―。だめな先輩のせいで、伝統ある軽音楽部が廃部になってしまう。がけっぷちに立たされても、啓人は煮え切らなかった。しかし、幽霊部員だった伸太郎に引きずられ…。太ももが眩しい同級生への恋、頼りにならない顧問、不協和音ばかりの仲間たち。四面楚歌の状況で、啓人は「一発ドカンと」やれるのか!?振り返れば、すべてが懐かしく、愛しい。(Amazon)

 問題を起こして廃部になりかけた軽音楽部が、条件付きの活動を許され、メンバーを集め、練習を重ね、突然のハプニングを乗り越え、ステージを成功させる。それだけです。ザ王道。しかし王道とは、うまくやれば当たるということ。そんな教訓を教えてくれる青春小説。メンバー集めでもだもだしてねえで、都合よく突っ走るべし。毛色の違う高校生男子を四人集めて、主人公にヒロインをあてがい、先生方へ敵味方の役割を振り、OBを登場させる。さすれば青春は自然と展開します。敵を味方に変換したら爽やかに終われます。
 優柔不断だけどここぞというときは決める主人公、短気な特攻隊長、実力派のモテ優男、なに考えてるかイマイチ掴めない不思議ちゃん(×2)、健康的なヒロイン。基本だよなー。何にも通じる基本だ。とてもいい勉強になります。再読のはずだけど、全然覚えてなかったな。
| ヤングアダルト・児童文学 | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
森絵都『宇宙のみなしご』  ★★★★
森 絵都,杉田 比呂美
講談社
¥ 1,365
(1994-11-10)

自分の力で輝いて生きるために。 いちばん辛い時は誰でもひとり。ひとりぼっちだからこそ、時々手をつなぐ友達を見つけたい――。中学生の姉弟が友人たちとの絆を深めてゆく、秋から冬の物語。(Amazon)

 ラーメン屋が混んでないのをいいことに、森絵都『宇宙のみなしご』をまるごと読んだ笑 懐かしい。
| ヤングアダルト・児童文学 | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
森絵都『DIVE!!』下 ★★★★★
オリンピック出場をかけて、少年たちの熱く長い闘いがはじまる! 2008年6月全国公開映画『DIVE!!』原作本。高さ10メートルから時速60キロで飛び込み、技の正確さと美しさを競うダイビング。赤字経営のクラブ存続の条件はなんとオリンピック出場だった!少年たちの長く熱い夏が始まる。第52回小学館児童出版文化賞受賞作。(Amazon)

 要一くんが好きすぎてそれ以外にいうことがない。ジコチュー含めて完全無欠だわ。あとはトモ怖いなーこういう子が一番怖いよなあw 飛沫と要一は萌えるんだけどいかんせん飛沫には恭子がいるからな……。
 4巻部分はひたすら号泣。永遠の名作。
| ヤングアダルト・児童文学 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
あさのあつこ『NO.6』#2  ★★★
2017年。聖都市「NO.6」を追われた16歳の紫苑がはじめて目にする外の世界、そして現実。ぼくは今までいったい何を知っていたんだろう?何を見ていたんだろう?ネズミと暮らし始め、懸命に生きようとするが、「おれとNO.6、どちらを選ぶ?」と問われた紫苑は…。加速する運命が二人を襲う。(Amazon)

 こいつらいつからラブラブなんだろう、なんて考えるまでもなかった。最初からだ。
| ヤングアダルト・児童文学 | 22:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
森絵都『DIVE!!』上  ★★★★★
オリンピック出場をかけて、少年たちの熱く長い闘いがはじまる! 2008年6月全国公開映画『DIVE!!』原作本。高さ10メートルから時速60キロで飛び込み、技の正確さと美しさを競うダイビング。赤字経営のクラブ存続の条件はなんとオリンピック出場だった!少年たちの長く熱い夏が始まる。第52回小学館児童出版文(Amazon)

 1巻にあたる文庫一部。ボロ泣き。
 森絵都に、またこういう青少年青春モノを描いて欲しいと思う一方、これほどのものは二度と書けないだろう、読んでがっかりするくらいならDIVE!!を大事に握りしめて生きたい、とも思っている。失礼な話ですが。
 要一くんはフィクションにおける好きキャラランキングでもトップ5に入る素晴らしい男の子ですよ。だから3巻は眩しくて読むのがしんどいよね。ああ、このシリーズをリアルタイムで追っていたときのじれったさと幸せが蘇る。中学生の頃に始まって、高校時代に完結したんだわ。コンクリートドラゴンの上に知季を見つけたときのトモキィィィィよくきたねえええ!!!!感な。飛沫と大島コーチも地味にいいコンビで癒されるんだよね。ああ何度読んでもいいわあオールタイムベストの一冊だわあ。
| ヤングアダルト・児童文学 | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
あさのあつこ『NO.6 #9』  ★★★★
崩壊する矯正施設から間一髪脱出した紫苑は、瀕死のネズミを救うため、イヌカシ、力河とともに市内に突入した。そこでNO.6にまつわる全てを知った紫苑は、人間の未来をかけて『月の雫』に向かう。(Amazon)

 完結おめでとう! な意味で★四つ。
 最終巻ではディープキスするらしいよって聞いて、いくらあさのさんでもまさかそんなわけ……と思っていたら、 嘘じゃなかった。
 ずっと気になっていた「ウェディングベルは鳴るのか?」でしたが、私の解釈から言うと鳴りました。あいつら誓いのキスしたからね。誓いのキスだよ。リーンゴーン。誓いのキスは激しいキスだったよ。何を言ってるんだよ。ネズミは女の子だったオチとかないからね。リーンゴーン。
 ストーリー的にはこんなんで風呂敷たためるんですか……ああ超常現象、だったけどまあそれは前から出てきてたからいいかなって感じ。あっさりすぎたけど、でも、あさのさんが書きたかったのが紫苑とネズミのラブなら、もう、ばっちりぎっしり書いてくれたからいいんじゃないかな?
 もう紫苑がネズミのことしか見てない。ネズミが死にそうだよーって打ちのめされてるときにイヌカシに慰められても「ぼくが求めているのはネズミのぬくもりだから」ってノリ。お前の心にはネズミしかいない。知ってた。知ってたよ紫苑。「君の傍にいることしか望んでない」うん知ってたよ紫苑。まったく愛情表下がストレートな子だね。ネズミはネズミで「紫苑だけが俺を助けてくれた」「紫苑のことをずっと見ていたい」「でも俺流浪の民だから行くよ、戻ってくるって絶対、誓いのキスな」ってノリ。
 主人公二人のディープキスで幕を閉じるって、それ何てラブストーリー……??? あいつらは全編にわたって私たちにノロケ聞かせてたようなもんですよ。あいつらのモノローグなんて大体「お前が好きだ」じゃないですか。これ何なんです。SF(恋)愛小説ですか。
 私こういうオチの二人見たことあるよ……入江亜紀「群青学舎」の「北の十剣」の二人……つまり、痺れを切らした紫苑は追手を差し向けてネズミを連れ戻してベッドに流れ込むのよ! 市民の皆様は「NO6を壊した、あの二人……見ろよ」的なポジションよ! 堂々とキスでもしてろよ!
 あさのあつこがNO6で紫苑とネズミの愛を「アブノーマル」的な捉え方を作中登場人物たちに一切させずに描ききったところ、それはものすごく評価しています。こういうものがヤングアダルト向け書籍として発売されるのは、とてもいいことだと思う。だからやっぱりBLレーベルではなくYA!から発刊されて正解だったんだ。
 でも、とはいってもさあ、驚きましたね。ヤングアダルト文庫で少年二人のSFを読んでいると思ったらまさかの(でもないけど、最初から結構その路線だったけど)あのオチ。あさのさんはこの調子でどんどんやっていただきたいです。よくアニメ化したな。ってことでアニメ最終話見る!

 以下はアニメを見た後の怒りのコメント(笑)あの最終回はひどすぎる。
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| ヤングアダルト・児童文学 | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
あさのあつこ『NO.6 #8』  ★★☆
瓦解するNO.6、いよいよクライマックスへ。矯正施設の最上階でついに紫苑は沙布との再会をはたした。だが非情にも、それは永遠の別れを突きつけられるものだった。マザーの破壊を願う沙布…。そして、ネズミの仕掛けた爆弾は建物を炎に包んでいく―。爆発、炎上をはじめた矯正施設から脱出するために、紫苑とネズミは最期の闘いに挑む。

 沙布が紫苑ネズミ間に見出しているものがすごい……愛です……「彼がいなければ、あなたはわたしを愛してくれた?」……紫苑はネズミとともに生きていくんだね、うん、お互いの存在なしではきっと生きていけないよね……。
 いつ読んでも言葉選びへのこだわりが感じられる文章だ。拘りすぎて不自然になっている部分もあるけど。さじ加減ですな。
 しかしこのシリーズもついに終わるんだなあ(現時点で既に終わってますが)。さよならのキスに震撼したあの頃が懐かしい……九巻でもキスしてくれるんでしょうね?
 この文字組&それゆえに物語があまり進行しないまま一冊の本として出してしまうのは、ヤングアダルトとはいえ、と思ってしまうけど愛描写がすごいので評価を上げざるを得ない 本編が持つ紫苑ネズミ間の感情描写を上回ることなどできないであろうと、最大手の原作に畏敬の念を抱くよ。同時にあさのさんはインタビューや続編で要らぬ情報を放出することもあるので、『NO.6完全ガイド』はちょっと読むべきじゃないなと思っている。
| ヤングアダルト・児童文学 | 12:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
あさのあつこ『NO.6 #7』  ★★★
決して開くはずのない矯正施設の扉がついに開かれた。目指すは、沙布が囚われている最上階!紫苑とネズミは、センサーをかいくぐり最奥部へと突き進む。壮絶な闘いの末に、二人が目にしたものは―。

 やっぱりここまでは読んでたな。前回の感想は「うん、ネズミと紫苑がラブラブなのはわかったから、もうちょっと物語を展開させてから本にしてくれないかしら。」でした。紫苑はネズミが好きで、ネズミは紫苑が好きで、沙布は紫苑に「そこまで焦がれている誰か」がいるのを分かっている。三角関係ではありませんね。紫苑がネズミの涙に抱く独白がまたすごいよね。友情でも恋情でもなく愛なんですね、わかります。あさの先生はその辺のモノローグをものすごいド直球に記述するので、BLというかただのラブです。
 とか言いつつ、登場人物の想いを行動で表したり読者の想像に委ねたりせずにきっちり書き切る、というのはあさのさんの良いところだ。文章に強い感情を乗せるのを(ネズミ紫苑間だけではなく)割とうまくやっている。なかなかできることじゃないと思うんだな。だからこそヤングアダルト向きなのだろう。
 ボロボロのネズミに「十分きれいだよ」って言ってのける紫苑様はどうしようもなく紫苑様でした。さすがでございます。
| ヤングアダルト・児童文学 | 12:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
魚住直子『園芸少年』  ★☆
園芸少年
園芸少年
魚住 直子
 高校生活をそつなく過ごそうとする、篠崎。態度ばかりでかい、大和田。段ボール箱をかぶって登校する、庄司。空に凛と芽を伸ばす植物の生長と不器用な少年たちの姿が重なり合う、高1男子・春から秋の物語。(Amazon)

 高校入学した男の子たちがひょんなことから園芸部になって心を通わせる青春モノ、と書けば十分なんじゃないでしょうか、というくらい物足りなかったので特に感想はない。こんなんだったっけ、魚住直子って。『非・バランス』あたりは読んだはずだ。
 山場となるエピソードが終わった時点で残りのページ数すごい少なかったから、満足はできないだろな、とは思ってましたが、しかしさらりとしすぎだろうよ。リアリティもあまりない。個人的には、ファンタジーならファンタジーとしての盛り上がりが、リアルならリアルとしての描写が欲しいところだ。
| ヤングアダルト・児童文学 | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
森絵都『つきのふね』  ★★★★
つきのふね (角川文庫)
つきのふね (角川文庫)
森 絵都
 あの日、あんなことをしなければ…。心ならずも親友を裏切ってしまった中学生さくら。進路や万引きグループとの確執に悩む孤独な日々で、唯一の心の拠り所だった智さんも、静かに精神を病んでいき―。近所を騒がせる放火事件と級友の売春疑惑。先の見えない青春の闇の中を、一筋の光を求めて疾走する少女を描く、奇跡のような傑作長編。(Amazon)

 リアルタイム中学生で読んでた頃はあんま好きじゃなかったんだが、傑作だなこれ……傑作だ。泣くわ。解説で金原さんが「大人の方がストレートに伝わるんじゃないか」と言ってるけど、一部のYAって大人になってからじゃないとわからないものだと思う。
 私はそう繊細な中学生じゃなかったから当時も友達関係の煩わしさくらいしか共有できなくて、共感という意味では最近のフェミ系エッセイの方が断然してるんだけど、成人してから読むと、二度と体験できないあの頃もしかしたら繊細だったのかもしれない自分が泣くよ(笑)
『アーモンド〜』も好きになったの最近だしな。私はDIVE信者だからw また色々読み直したい。24歳が中学三年生に性欲抱くのはなかなか難しいんじゃないか、小学二年生って「は」と「わ」の区別はできんじゃないか、とはつっこみたくなるけど。笑
 森さん、児童書では一般書で削るようなところも書き込むそうで。本書は児童書。私こんくらい書いてあっていいと思うけどなー同人小説は現代舞台なYA同様心理描写と台詞が命だからそう思うのかな。……何一つ得意じゃありませんがね!
| ヤングアダルト・児童文学 | 01:44 | comments(0) | trackbacks(0) |