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  • 三浦しをん『舟を編む』  ★★
    藍色 (10/06)
  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
    マリ (06/13)
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    マリ姉 (04/30)
  • ポール・オースター『幽霊たち』  ★★★★
    マリ (01/21)
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    渋谷の帝王 (11/04)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    マリ (10/27)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    Skywriter (09/12)
  • 東川篤哉『密室に向かって撃て!』  ★★★
    hirose (11/17)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    マリ (06/19)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    Skywriter (02/06)
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Memoria de los libros preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
星の数は気分なのであてになりません
レイモンド・チャンドラー『リトル・シスター』  ★★★★
「行方不明の兄オリンを探してほしい」私立探偵フィリップ・マーロウの事務所を訪れたオーファメイと名乗る若い娘は、二十ドルを握りしめてそう告げた。マーロウは娘のいわくありげな態度に惹かれて依頼を引き受ける。しかし、調査をはじめた彼の行く先々で、アイスピックで首のうしろをひと刺しされた死体が…。謎が謎を呼ぶ殺人事件は、やがてマーロウを欲望渦巻くハリウッドの裏通りへと誘う。『かわいい女』新訳版。(Amazon)

 これ読み切ったの初めてだわ。途中で投げてたんだ。翻訳よかったです。春樹はチャンドラーを全部翻訳すべきだ。すばらしい。特に冒頭の会話には引き込まれた。
| ハードボイルド | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤原伊織『ひまわりの祝祭』  ★★★★
自殺した妻は妊娠を隠していた。何年か経ち彼女にそっくりな女と出会った秋山だが、突然まわりが騒々しくなる。ヤクザ、闇の大物、昔の会社のスポンサー筋などの影がちらつく中、キーワードはゴッホの「ひまわり」だと気づくが……。名作『テロリストのパラソル』をしのぐ、ハードボイルド・ミステリーの傑作長編!(Amazon)

 まったく女性の扱いがひどい本だなというのが一番の感想なのだが、それでも原田の前には膝をつかざるを得ない。初期の作品なので、文章的には後期のそれに及ばないけれど、しかし原田……。これほどのキャラクターには滅多にお目にかかれませんね。オタク的な意味で。
| ハードボイルド | 22:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤原伊織『遊戯』  ★★☆
「現実とネットの関係は、銃を撃つのに似ている」。ネットの対戦ゲームで知り合った本間とみのり。初対面のその日、本間が打ち明けたのは、子どもの頃の忌まわしい記憶と父の遺した拳銃のことだった。2人を監視する自転車に乗った男。そして銃に残された種類の違う弾丸。急逝した著者が考えていた真相は。(Amazon)

 未完の遺作。連作短編だったのがせめてもの救いか……残念だ。どういう結末が用意されていたのか知りたかった。藤原伊織作品においては子供も結構悲惨な目に遭うなと今更思いました。まあだいたいみんな悲惨な目に遭う。それがハードボイルドだ。
| ハードボイルド | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤原伊織『てのひらの闇』  ★★★★☆
飲料会社宣伝部課長・堀江はある日、会長・石崎から人命救助の場面を偶然写したというビデオテープを渡され、これを広告に使えないかと打診されるが、それがCG合成である事を見抜き、指摘する。その夜、会長は自殺した!!堀江は20年前に石崎から受けたある恩に報いるため、その死の謎を解明すべく動き出すが…。(Amazon)

 初期と比べてかなり読みやすくなってると感じる。文章は端的で改行も適切だ。面白いしね。まあ女性の扱いは全体的に悪いけどね。笑 男性もいいとは言えないか……。
| ハードボイルド | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤原伊織『テロリストのパラソル』  ★★★☆
史上唯一の、直木賞&江戸川乱歩賞ダブル受賞作!
新宿に店を構えるバーテンの島崎。ある日、島崎の目の前で犠牲者55人の爆弾テロが起こる。現場から逃げ出した島崎だったが、その時置き忘れてきたウイスキー瓶には彼の指紋がくっきりと残されていた……。(Amazon)

 うっかり読み切ってしまった。面白かった。これがデビュー作の気がしてたけど『ダックスフントのワープ』が先にあってすばる賞まで穫ってたんだっけ。必要な要素は全部詰まってる感じはする。相手方の衆道(あえてこう書く)描写、好きですよね。性的暴行の結果や売春の過去によって主人公から身を引く女性、好きですよね。ハードボイルドの男性主人公は男にも女にもモテなくてはいけない法則があるんだろうか。チャンドラーくらいしか読んでないからわからないわ。女性主人公はモテなくていい気がする(若竹七海の葉村シリーズ)
 ところでラストシーンはチャンドラー『長いお別れ』を想起させるな。
| ハードボイルド | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤原伊織『ダナエ』  ★★★
世界的な評価を得た画家・宇佐美の個展で、財界の大物である義父を描いた肖像画が、切り裂かれ硫酸をかけられるという事件が起きた。犯人はどうやら少女で、「これは予行演習だ」と告げる。宇佐美の妻は、娘を前夫のもとに残していた。彼女が犯人なのか―。著者の代表作といえる傑作中篇など全3篇収録。(Amazon)

 表題作は大変藤原さんらしい女性の使い方だと思いますね……。男であそこまでの献身を強いられる、性的犯罪や虐待および死をもって表現させられるキャラクターはいないだろ。いや女性の名誉を守るために自殺した男はてのひらの闇にいたけど。
 いかんせんレイプや性的虐待やハラスメントに遭う女性が多すぎる。「いざとなったら風俗」を男性作家が女性キャラクターに言わせるのも私は嫌いである。このような女性の使われ方には大変腹が立つのですが、作家としてはとても好きなんだよな。ホモソーシャルのハードボイルドだね。
 『シリウスの道』が一番本領発揮してるかなあ、企業内部のあれこれをエンタメとして書くのがとても上手いし、何より文章上手いしなー。『遊戯』終わらせてほしかったよなあほんと。
| ハードボイルド | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤原伊織『シリウスの道』  ★★★★
大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。その過去が25年の月日を経た今、何者かによって察知された…。緊迫した18億円の広告コンペの内幕を主軸に展開するビジネス・ハードボイルドの決定版ここに登場。(Amazon)

 藤原さんの著作の中では女性がそこまでひどい目に遭わない(ひどい目に遭う=『ひまわりの祝祭』『てのひらの闇』)。会社小説としてとても面白いと思う。時代が大分変わってしまったけれども。男性キャラクターは生き生きしてるね。
 藤原伊織を読むと文章を簡潔にするとはどういうことか意識するようになるのでよく読みます。
| ハードボイルド | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
レイモンド・チャンドラー『さよなら、愛しい人』  ★★★★
刑務所から出所したばかりの大男へら鹿マロイは、八年前に別れた恋人ヴェルマを探して黒人街にやってきた。しかし女は見つからず激情に駆られたマロイは酒場で殺人を犯してしまう。現場に偶然居合わせた私立探偵フィリップ・マーロウは、行方をくらました大男を追って、ロサンジェルスの街を彷徨うが…。マロイの一途な愛は成就するのか?村上春樹の新訳で贈る、チャンドラーの傑作長篇。(Amazon)

 かなりの時間をかけて再読終わり。一年前とかに読んでるはずなのに、最後こんなオチだったっけ、と驚けた。
 このシリーズの文庫の装丁いいよな。とくに本書はハードカバーがいけてなかったからw 私はとても好きだよ。全部集めているので引き続き訳出してほしい。
| ハードボイルド | 02:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤原伊織『てのひらの闇』  ★★★★☆
飲料会社宣伝部課長・堀江はある日、会長・石崎から人命救助の場面を偶然写したというビデオテープを渡され、これを広告に使えないかと打診されるが、それがCG合成である事を見抜き、指摘する。その夜、会長は自殺した!!堀江は20年前に石崎から受けたある恩に報いるため、その死の謎を解明すべく動き出すが…。(Amazon)

 藤原さんの本の中ではこのシリーズが一番好きだな。まあ2巻目はすんげえつらいんだけど。解説で逢坂さんが言っているように、広告の人が目指す?ところの「読みやすい」「分かりやすい」「面白い」をきちんと押さえている小説だと思いますよ藤原さんは。
 文章を短く端的に分かりやすく紡ぐことについて、読むたび感心させられます。どこかで頑張って模写ごっこしたい。長い文章の方がそれはやりやすいんだよねえウッドハウスしかり……。分かりやすさ大事。大事……。体現止めの多用はアレだなと思って避けてるんだけど、文章を長く続けすぎるよりは潔く切った方がいいかもなと藤原伊織を読み返して思いました。
| ハードボイルド | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤原伊織『ひまわりの祝祭』  ★★★★
自殺した妻は妊娠を隠していた。何年か経ち彼女にそっくりな女と出会った秋山だが、突然まわりが騒々しくなる。ヤクザ、闇の大物、昔の会社のスポンサー筋などの影がちらつく中、キーワードはゴッホの「ひまわり」だと気づくが…。名作『テロリストのパラソル』をしのぐ、ハードボイルド・ミステリーの傑作長編。(Amazon)

 久々に読んでいるが読みやすい文章を書くよな藤原さんは。他はてのひらの闇シリーズしか持ってないので、テロリストのパラソルと広告代理店のやつは買っておこう。女性が犠牲になりすぎるとこは気になるんだけどね、全体的に。あ、昨日は彼の命日だったのか。早すぎる死を心からいたみます。
 しかし原田はわたしの理想を絵に描いたような男だな。魔性のゲイでIQ170で優男で格闘の心得があり優雅な微笑を常に浮かべ……できすぎてる。
| ハードボイルド | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |