Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< September 2019 >>
Blog&Myself
Selected Entries
Categories
Recent Comments
  • 三浦しをん『舟を編む』  ★★
    藍色 (10/06)
  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
    マリ (06/13)
  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
    マリ姉 (04/30)
  • ポール・オースター『幽霊たち』  ★★★★
    マリ (01/21)
  • ポール・オースター『幽霊たち』  ★★★★
    渋谷の帝王 (11/04)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    マリ (10/27)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    Skywriter (09/12)
  • 東川篤哉『密室に向かって撃て!』  ★★★
    hirose (11/17)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    マリ (06/19)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    Skywriter (02/06)
Archieves
Links
Others

Memoria de los libros preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
星の数は気分なのであてになりません
<< 松村栄子『雨にもまけず粗茶一服』  ★★☆ | TOP | 島田荘司『暗闇坂の人喰いの木』  ★★★☆ >>
重松清『きよしこ』  ★★★☆
きよしこ
きよしこ
重松 清
「誰かになにかを伝えたいときは、そのひとに抱きついてから話せばいいんだ。抱きつくのが恥ずかしかったら、手をつなぐだけでもいいから」(きよしこ)

「最後を悲しい終わり方にはするなよ。お芝居いうか、嘘っこのお話は、途中がどげん悲しゅうても、最後の最後で元気が出んといけんのじゃ。そげんせんと、なんのために嘘っこをするかわからんじゃろ」(北風ぴゅうた)

 『ナイフ』がよかったので調子に乗って三冊目。重松清はいつも少年・少女の抱える問題を書いているのだろうか。
 とある作家のもとに届いた手紙。吃音の子どもを持つ母が、同じく吃音の作家に励ましの言葉を送ってやってくれないか、というものだった。作家は「個人的なお話」を書くことにする。主人公はカ行とタ行が苦手な、転校を繰り返す少年。
 きよしこ:少年は『きよしこの夜』を「きよしこ、の夜」と間違えていた。真夜中にきよしこが自分を訪ねてくると思っていた。
 乗り換え案内:小学校三年生の夏、少年は『吃音矯正プログラム』に通うことに。そこで出会った加藤くんは、少年にちょっかいばかり出してくる。
 どんぐりのココロ:小学校五年生、転校先になじみそこねた少年は神社でアル中のおっちゃんと友達になった。
 北風ぴゅう太:小学校六年生、少年は担任の先生にお別れ会でやる劇の台本を書いてくれと頼まれた。
 ゲルマ:中学校二年生、少年は迷惑な友だちに出会う。自分のことを初めて親友と呼んでくれた、ラジオが好きで鈍感なゲルマ。
 交差点:中学校三年生、野球部に転校生・大野がやってきた。実力の世界で、彼は部員のレギュラーポジションを奪ってしまった。少年は転校生、ということで大野を気にするが……。
 東京:高校三年生、受験期。図書館で出会ったワッチと仲良くなった少年は、W大に行きたいと言い出せない。
 装丁も挿絵もいい感じ。内容もですが。主人公は白石清という名前だけれど、これは作者の私小説になるのかな? 気になります。下の引用の文章のように、作者は考えているのかな。本書は清々しく終わっていたので。カバーの水色がぴったり。
 はじめは標準語を喋っていたのに、段々と方言に馴染んでいくっていうの、いいなあ。
 言いたいことが言えない、というのは誰でも経験があるだろうけど、少年のように本当に(?)言えない、なんてのはどんな気分なのかわからない。言おうとすれば私は言葉を選びながらでも、フラーを多用しながらでも、言うことが出来ると思う。でも、言えなかったりする。人の顔色を伺ったり、つまりは自分が困った立場に追いやられたくないとか、自分を中心に据えた考えによって言わない。ナルチョのいうように、傷つくことを言ってはいけないのかもしれないけど……そこらへんを見極めるのは難しい。うーむ。
 最近、子ども勿論のこと母親に感情移入することが多くなった。もし自分が少年の母親だったら。もし自分の子供がいじめられたら。おいおいお前結婚できるのかよという疑問はおいておくとして、そんな状況におかれたら私どうなっちゃうんだろうか。間違いながらも、迷いながらも、なんとかしていけたらいいんだけど。理想の母親は瀬尾まいこ『卵の緒』の母さんです。……無理か。
| 現代小説(国内) | 22:07 | comments(0) | trackbacks(3) |









http://blog.mar.moo.jp/trackback/259098
本を読んだ−きよしこ<重松清>−
新潮社 ; ISBN: 4101349177 ; (2005/06) 評価:98点(100点満点) 「きよし、この夜」を「きよしこ、の夜」だと思い込み、クリスマスの夜に「きよしこ」が現れることを夢見ていた少年の物語。 「夢があった、 いつか個人的なお話を書いてみたい。ぼくとよく似
| デコ親父は減量中 | 2005/08/26 8:24 PM |
「きよしこ」(重松 清著)
「きよしこ」(重松 清著)【新潮文庫】  少年は、ひとりぼっちだった。名前はきよし。  どこにでもいる少年。転校生。   言いたいことがいつも言えずに、悔しかった。    思ったことを何でも話せる友だちが欲しかった。     そんな友だちは夢の中の世
| 京の昼寝〜♪ | 2005/09/27 8:56 AM |
「きよしこ」重松清
タイトル:きよしこ 著者  :重松清 出版社 :新潮文庫 読書期間:2005/11/18 - 2005/11/19 お勧め度:★★★★★ [ Amazon | bk1 | 楽天ブックス ] 名前はきよし。君によく似た少年。言葉がちょっとつっかえるだけ。話はある聖夜、ふしぎな「きよしこ」との
| AOCHAN-Blog | 2005/12/05 1:20 PM |