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スティーヴン・ウェッブ『広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由』  ★★★★★
広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス
広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス
 この銀河系には、地球外文明があちこちにいるはずだ。ところがその兆しは見えない。すでに向こうの存在を知っているはずなのに、実際にはまだわかっていない。みんなどこにいるのか。彼らはどこにいるのだろう。これがフェルミ・パラドックスである。

 すげえええ!
 これは読むしかない、宇宙が好きな人は読むしかないです。この本に載っている知識が大量すぎて、私には素晴らしさを説明することができない。とにかく世界を、宇宙を広げるために読んで見てくださいとしか言えない。知れば知るほど無知に気づいたからって、知らないほうがいいなんてことは有り得ない。のめりこみすぎると地球に戻ってこれなくなるのでそこのところは気をつけて。
 宇宙がエイリアンだらけならみんなどこにいるの? 20世紀を代表する物理学者フェルミが提出したこのパラドックスを解決するために、宇宙論、物理学、生物学、数学、確率論から社会学、SF的想像力までを総動員し、宇宙と生命の謎へと挑む極上のサイエンス・エンタテイメント。(Amazon)
 宇宙人? そんなのいるわけないじゃん、なんて切り捨てる前にこの本を読んでください。私だって馬鹿馬鹿しいと思ってたけど、150億歳の、未だに膨張している、信じられないほど大きな宇宙には、もしかしたら地球外文明(ETC)が興っているかもしれない。そんな可能性を「実は来ている」「存在するがまだ連絡がない」「存在しない」の三つのカテゴリにわけ、50個の解を提示してざっと説明していく。
 49個を説明し終え、最後には作者自身の説が出てくる。ETCはあるんじゃないかな(さすがにもう来ているという説には私は同意しかねる)、いや地球が特別なだけだったのでは、と思っていたところに、作者が見つけ出した解とは……。ガツンときました。恐ろしくなりました。同時に人間の愚かさに嫌気がさしました。
 奇跡のような過程によって生まれてきた私たちが、生命の星地球を破壊しようとしてるなんて、涙が出てくるわ。もしかしたら人類は宇宙ではじめての知的生命体かもしれないのに……。
 生命を作り出すのに水と炭素が不可欠というのも、初めて知った。もっと他の生命の形があるのかと思ってたから。生命の定義にもよるのかもしれないけど、どこの星でも地球と同じような過程をたどらないと生命は生まれてこないんだね。
 この手の知識は人の思考体系に大きな影響を与えると思う。宗教の一つや二つ、生まれちゃいそう。こういうことを勉強するためには物理学や数学が必要なんですよね……私も数学得意だったらなあ。理系に進んだのになあ。文学も大好きだけど。
 この広い宇宙に私たちしか知的生命体がいないなんて、泣けてくる。でも生命が存在している可能性は大いにあるよね! 人類が宇宙至上初の知的生命体なだけかもしれないし! これから、宇宙カレンダーで一ヶ月くらい経ってから、どこかでだれかが、存在しているという信号を受け取れたら……もしくは人類が恒星間移動を成功させて、殖民をはじめて、どこかで生命に辿り着いたら……もしくは、「神」のつくっているプラネタリウムにほころびが見つかったら……。
 私にはゼロから宇宙が生まれたってのも信じられない。宇宙はどこに存在しているんだろうと考えてしまう。宇宙があるためにはどこかおく場所が必要で、みたいな。そんなこと言ったらキリがないけどね。
| 宇宙・物理・数学 | 14:40 | comments(0) | trackbacks(0) |









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