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  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
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続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
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越谷オサム『階段途中のビッグ・ノイズ』  ★★★☆
階段途中のビッグ・ノイズ
階段途中のビッグ・ノイズ
越谷 オサム
「楽しいから」自分でも不思議なほど、自然にそのひと言が出てきた。「最近、四人で演るのがすっごく楽しくって。一人でギター弾いてたときは、こんな楽しさは一回も感じられなかった。たまに、いやしょっちゅう、想像するんだ、自分が『田高マニア』で演奏してるとこ。講堂が半分以上も埋まってて、俺たちの演奏でみんなが揺れている。一人で階段に座ってた頃はまだぼんやりした憧れだったけど、今ははっきり映像が目に浮かぶんだ」

 青春!! ここのとこ青春小説を立て続けに読んでる気がします……好きだけどね。青春小説は大体パターンが決まっている。ドラマでいうとウォーターボーイズみたいな。廃部寸前の部活(あるいはそれに順じたもの)を立て直すために頑張る少数精鋭→なんか周りの共感を得る→本番直前とらぶる発生→しかし手堅く感動をもたらす。みたいな!
 暑い夏、無意味に熱かった僕たち、ビールなんて苦くて飲めなかったあの頃―。だめな先輩のせいで、伝統ある軽音楽部が廃部になってしまう。がけっぷちに立たされても、啓人は煮え切らなかった。しかし、幽霊部員だった伸太郎に引きずられ……。太ももが眩しい同級生への恋、頼りにならない顧問、不協和音ばかりの仲間たち。四面楚歌の状況で、啓人は「一発ドカンと」やれるのか!? 振り返れば、すべてが懐かしく、愛しい。(Amazon)
 つまりとってもベタなお話なんですよ。それでも青春小説って惹く力に満ちているんですよ。誰もが一度は通った学生時代、あの頃にタイムスリップして再体験しちゃうんですよ。大抵は自分の経験したそれより波乱万丈で、仲間とは深い絆を築いてしまうわけで。そりゃあ感動しなきゃいらんないでしょ?笑 ベタは強し!
 少人数だとキャラ立ちやすいし思い入れも強くなる。主人公の啓人が伸太郎視点だと、ヘタレ度アップだったのが面白かったです。伸太郎は感情と行動が直結してるタイプ。勇介はへらへらしてるようで音楽に熱くて、しかもモテる。徹はでかくてのんびりしてて長谷川さん大好き。亜季は大食い水泳部員。カトセンは湯浅弁護士のイメージでした……。皆わかりやすいキャラクター達だったね。沼尻なんて、最後までああだし(笑)
 短くて読みやすいので、青春したくなったら読んでみるといいかもしれません。ちなみに脳内ヴィジュアルイメージは、主人公・勇介:うすた京介漫画に出てきそうな感じ、伸太郎:「アイシールド21」モンタ、徹:キタユメ。の放送部に出てくるボス、カトセン:入江亜季「コダマの谷」ライダーと「群青学舎」都を二で割って湯浅弁護士を足した感じ、でした。つまり全体的にはうすたタッチだった、と(笑)ヒロインが色黒でがっしりしている、ってのは珍しい設定で大いに好ましいと思います! 色白華奢美人には飽きたぜ!
| ヤングアダルト・児童文学 | 01:23 | comments(0) | trackbacks(0) |









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