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  • 三浦しをん『舟を編む』  ★★
    藍色 (10/06)
  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
    マリ (06/13)
  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
    マリ姉 (04/30)
  • ポール・オースター『幽霊たち』  ★★★★
    マリ (01/21)
  • ポール・オースター『幽霊たち』  ★★★★
    渋谷の帝王 (11/04)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    マリ (10/27)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    Skywriter (09/12)
  • 東川篤哉『密室に向かって撃て!』  ★★★
    hirose (11/17)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    マリ (06/19)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    Skywriter (02/06)
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続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
星の数は気分なのであてになりません
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ロレンツォ・リカルツィ『きみがくれたぼくの星空』  ★★★★
きみがくれたぼくの星空
きみがくれたぼくの星空
ロレンツォ・リカルツィ, 泉 典子
 これが愛でなくて何だろう。きみのまなざしはぼくが唯一求めていたまなざしで、きみと一緒にいることはぼくが唯一したかったことで、きみといるときだけは孤独を感じないでいられたのに。それは愛だったってことは、いまのぼくならわかる。それは愛なのだ。それをきみに言いもしないで、愛しているときみに告げる喜びを自分から取りあげ、それを聞く喜びをきみから取りあげていたとは、ぼくはなんという大バカ者であったことか! きみといっしょにいるときは怒りんぼではなくなって、病気も老いも、ここにいることさえも忘れていられたのに。

 原書のタイトルは「君はぼくに何を期待してるの?」だろうか。翻訳にあたって変更したのね。
 脳血栓で身体の自由を奪われたトンマーゾは、収容された老人ホームで、知性あふれる女性エレナに出会う。人生の終着点で初めて知った、真実の恋が奇跡を生んだ。メランコリックでユーモラスな、究極のシルバー恋愛小説。(Amazon)
 恋愛小説の舞台がイタリアの老人ホーム、主人公は老人。なかなかお目にかかれない設定だね。旅行したときにイタリア人のおじいちゃん(60歳過ぎだと思われる)にナンパされて「bella、bella」とか言われたので、老人ホームにいながら性欲旺盛なおじいちゃん、というのが容易に想像できた。イタリア人って愛する女のために生きていそうだもの! 一人称の「ぼく」もよかったと思う。だってイタリア人、似合うもの!笑
 いつまでたっても人は恋ができるんだなあ。愛せるんだなあ。フィクションだけど、素敵だった。私も生涯現役でいたいものだわ。
| 恋愛小説 | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) |









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