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続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
星の数は気分なのであてになりません
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バルザック『ゴリオ爺さん』上  ★★★★
ゴリオ爺さん (上) (岩波文庫)
ゴリオ爺さん (上) (岩波文庫)
高山 鉄男
 奢侈と虚栄、情欲とエゴイズムが錯綜するパリ社交界に暮す愛娘二人に全財産を注ぎ込んで、貧乏下宿の屋根裏部屋で窮死するゴリオ爺さん。その孤独な死を看取ったラスティニャックは、出世欲に駆られて、社交界に足を踏み入れたばかりの青年だった。破滅に向う激情を克明に追った本書は、作家の野心とエネルギーが頂点に達した時期に成り、小説群“人間喜劇”の要となる作品である。(Amazon)

 普通に(と言ったら言葉が悪いけど)エンタメで面白かった。若者の立身出世物語だ、今のところ。バルザックは「人物再登場法」の代名詞であり、この本も人間喜劇の中の一部ということだけど、特にフラストレーションを感じてはいません(笑)
 ラスティニャック母娘の手紙が泣ける。登場人物をファーストネームで呼んだりラストネームで呼んだり〜男爵夫人とか呼んだりするので、鳥頭の自分としては登場人物まとめが欲しい。でも総じて面白い。時代は違うけど、ベルばらみたいな貴族世界と、落差の激しい平民生活を堪能するにはいいんじゃないの。
 そして何より、岩波文庫で読んでるんだけど、この丸っこいフォントが大好きだ。何てフォントなんだ。
| 文学 | 21:05 | comments(0) | trackbacks(0) |









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