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続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
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ガルシア・マルケス『ある遭難者の物語』  ★★★☆
ある遭難者の物語 (叢書 アンデスの風)
ある遭難者の物語 (叢書 アンデスの風)
 1955年2月のある日,荒天下のカリブ海で、コロンビア海軍の駆逐艦から数名の水兵が海に落ちた。全員が絶望視されていたにもかかわらず,10日後、1人の水兵が瀕死の状態で母国に漂着した。太陽に焼かれ、鮫と闘い、友人の霊と語り、筏に自らを縛り付け、人喰い人種の島を恐れ、巨大な海亀に出会いつつ、極限的な飢えと渇きの果てに祖国に生還した彼を待ちうけていたものは…。(Amazon)

ガブリエル ガルシア・マルケス,Gabriel Garc´ia M´arquez,堀内 研二
 これはどこまでノンフィクションなのかな、と教授の話を聞いてからだと考えてしまうわ。遭難して海の上を11日間も漂って生還。人間って丈夫だなあ(遠い目)。魚を水で洗い始めたときにはお前何してんだ! と目をみはったけど案の定……もったいない!
 冒頭はエピソードの積み重ねって感じだったけど、本格的に漂いだしてからはそうでもなかった気がする。しっかりした元ネタがあるだけあって(真実かはともかく)、マルケスにしては珍しくリアルタイムな感触があるというか。あの人の文章って常に過去を語ってるみたいだから。
 筏ってどんくらいの大きさなんでしょうね。底が固定されてないってことはタイタニックみたいなボートじゃないのよね。ああ、これ昨日読み終えたんだけど、今思い返すと「太っちょ!」って叫んでるシーンがすごい印象に……さっきまで叫んでた人があっさり沈んでいくだなんて。
| エッセイ・ノンフィクション | 00:53 | comments(0) | trackbacks(0) |









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