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続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
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斉藤美奈子編『男女という制度』
男女という制度 (21世紀文学の創造)
男女という制度 (21世紀文学の創造)
 フェミニズムによって性とジェンダーのあり様は大きく変わった.私たちは「男」「女」をどのように見つめるのか.恋愛小説,エンターテインメント,教育,少年少女文学で変わりつつある「らしさ」の表現やストーリーの分析から,文学と美醜の関係,マンガやネット上で逆転し過酷に消費される男女イメージまで,具体的に現状を考える.(Amazon)

 斉藤さんが最初に述べている通り、難しいアカデミックな文章を操る人はおりません。誰にでも分かるような語り口で男女という制度、恋愛幻想やらハードボイルド小説のホモソーシャルやらについて書いてあります。何より川上弘美が書いてます。笑 あと藤野千夜も。場違いだって指摘もあるだろうが(実際内容的に他の人と大分違うし)、でも斉藤さんが読みやすさを付加したかったんならいいんじゃないかなあ。
 個人的に白かったのは、「文学は美醜をどう描いてきたか」「ジャンル小説の文法」「ポスト「少女小説」の現在」。
 てか元々これ、21世紀文学の創造ってシリーズの一冊なのよね。ジェンダー論集のシリーズじゃないのよ。だから、本を読む人、特にハードボイルドや少女小説あたりを齧ったことのある人にはオススメ。文学は美醜を〜は目から鱗だったり昔からなのかと納得したり、大変面白うございました。
| フェミニズム | 22:09 | comments(0) | trackbacks(0) |









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