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続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
星の数は気分なのであてになりません
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中山可穂『深爪』  ★★
中山 可穂
朝日新聞社
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(2000-07)

あなたを壊さないように、あなたの家族を壊さないように、そっとあなたを愛します…。これも不倫というのだろうか? 夫・妻・妻の愛人(女)の三角関係がつむぎだす運命の螺旋。連作小説集。

 うむー。というのは、最後の親権譲渡について。あそこは最後まで粘ってほしかったなあと思ってしまうな。男親がシングルファザーになるのと、女親がなるのとでは、やはり男親の方が苦労する局面が多いのだろうけど。
 中山さんの結婚ネタは、大体夫側の両親が(将来的には)同居を望んでいるのが読んでてしんどいなあ。最近の同居事情ってどうなってるんだろうか。うちの両親はお前の世話になるのなんて御免だと言うけど、更に高齢になったら変わるんだろうか。そいやうちの祖母は両方とも長男と同居だわ。まあ祖父母世代までは土地があったり家があったりで同居という話になりやすいんだろうが、両親世代は郊外の一戸建てやマンションだからなあ。いずれ実家は引き払って二人サイズの賃貸に移る予定だよ、ってなるよなあ。実家がなくなってしまうのは寂しいけど。
 全然小説への感想じゃなかった。この本は、中性的な独身女性/「女性」らしい人妻/妻を女に取られた夫、の三人視点の連作短編で、基本は過去を語る文体。過去語り(手記系とか)って自分で書いててもやりやすいんだけど、同人的な萌えを表現するにはあまり向かない気がして、……上手く言えないけど、今まさにラブが生まれている瞬間なんだよ! ってふうな現代時制が個人的には一番萌える……というか盛り上がりやすいというか……私はクライマックスっぽいシーンでは無意識的に現代時制を使うようになってるけど、下手くそなので割と常に困っている状態である。
 中山さんの「セックスを拒まれて逆上する夫」描写には割と恐怖を感じる。「手で処理をしてあげる妻」にも。独身女性が人妻と性愛関係に陥る→人妻が夫とのセックスを拒む→夫しばらくは耐えるもいい加減にしろよ、俺たちは夫婦なんだぞ、お前としかしたくないんだと切れる→妻は手や口で処理をしてあげるか、時には半ばレイプのようなセックス。いやあ恐ろしいですわ。DVだわ。
 あと、何故三点リーダ1つ使用がデフォルトなのか。木原音瀬じゃないんだからw いつも普通に2つで書いてるのに、何でこの本だけ1つなんだろう。
| 恋愛小説 | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) |









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