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  • 三浦しをん『舟を編む』  ★★
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  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
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  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
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  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
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Memoria de los libros preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
星の数は気分なのであてになりません
辻村深月『鍵のない夢を見る』  ★★
普通の町に生きる、ありふれた人々がふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる5篇。現代の地方の姿を鋭く衝く短篇集(Amazon)

 全体的に嫌な本だったな。わたしはエンタメ至上主義だからこういうの読むべきじゃないんだろうけど、辻村さん講談社ノベルスで出してたやつはもっと面白かったと思うけどな……。こないだ読んだ金原ひとみの『TRIP TLAP』より嫌な気分だぜ。嫌な読後感を売りにするならもっと突き抜けてほしいんだけど、直木賞これで取ったのか。ふうん。子育ての話だけは(TRIP TLAPと同じく)面白かったかも。身に迫るものがあって。他は普通に気分が悪いだけだっかなー。
 辻村さんは初期から痛い系の話で売ってたから、消防団の話や夢を捨てられない男の話とか、いやらしく書くのはうまいんだけれど。わたしがそういうの読んでも楽しくないってだけか。しかしこれで直木賞取るのは微妙すぎると思う。なぜ読んだかというと祖母が直木賞や芥川賞の本を適当に買っているからです。
| ミステリ・エンタメ | 22:48 | comments(0) | trackbacks(1) |
湊かなえ『少女』  ★★
親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く―死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。(Amazon)

 なんか二冊連続で嫌な本を選んでしまった感じが……。趣味の悪い本が百合な結末を迎えたと思ったらやっぱり趣味が悪かった! まあ湊かなえが書いているのでこうなるのは当然なのである。趣味が悪いというか読後感悪いというか意地が悪いというか、それ系で一番好きなのは若竹七海です。ユーモアが書ける人を尊敬している。
| ミステリ・エンタメ | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
津原泰水『読み解かれるD』  ★★★★☆
レオが、アルコール依存症に陥っていることが発覚した。ギタリストを失った“爛漫”は、新たな形態を取り、存続することに。そのような中、岩倉理が、向田くれないの出生について、語り始めた―。それぞれの音楽を求め、彼らはもがき続ける。そして、真犯人“オープンD”が遂にその全貌を現す。ロックバンドよ、永遠なれ!エンターテインメントに新たな地平を拓く年代記。完結篇。(Amazon)

 逢いたい!!!!(号泣)
 津原さんは本人は否定するかもだけどいわゆる青春のきらめきを書くのがうまくて、その終わりを書くのも同様にうまいので(前者がないと後者はうまくいかないんだけど)、よく入れ込んでは泣く。よかったです。謎解き部分は若干緩急に欠けるかとも思いましたが、通して読むとまた違うかも。よかったです、最後の、ストレートな物言いが、津原さんがこの作品で出してきたことも。
 はー終わってしまった……津原さんが少女小説家として積み上げてきたものに(一冊しか読んだことがないけど)感謝します。まだまだ書く気があって寡作でもない作家を好きになれるのって本当に幸運だと思うわ。次に何出してくれるのか楽しみだわ。私は青春小説のラインがとても好きですが、SFも好きだからまたそのへん長編でいかがかなとも思う(最近の仕事ぶりは追ってない)。あと未収録作早くまとめて出して。
 このシリーズのベーシスト史朗くんはおたく女を落とすために完璧なキャラ設定だと思います。
| ミステリ・エンタメ | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
ウッドハウス『ジーヴスと恋の季節』  ★★★★★
百に及ぶウッドハウスの全小説中もっとも複雑で凝りに凝ったプロットを持ち、英国ウッドハウス協会元会長をして“全作品中のベスト”と言わしめた傑作長編小説。絶好調ユーモア・シリーズ第8弾。(Amazon)

 長編の中では一番よくできてるんじゃないか、と思った先に別の長編読むと、こっちが一番だ! ってなるんだけども、コンパクトにまとまってるという点を評価したい! とかいって他とあまり変わらなかったらごめんなさい……。
 何度も読んでるけど、中でも好きなシーンはー蹐帽圓海Α ポンポン!、△ば、おば、おばの大海原、キャッツミートとガッシーの漫才、以上三つです。いつ読んでも吹く。ただ既存キャラクターのエピソードを知らないで読むのはもったいないから、シリーズの最初の方を拾い読みしたのちに手をつけるのがいいかと。ちなみに、シリーズ通読するなら二冊目からをオススメします。
| ミステリ・エンタメ | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
本多孝好『ストレイヤーズ・クロニクル ACT-2』  ★★
運動能力、聴力、記憶力…に常人とはかけ離れた能力を持つ昴、沙耶、隆二、良介。政治家・渡瀬浩一郎のために裏の仕事をするなか、殺人集団アゲハの創造主である大学教授リムの来日を知る。リムに復讐したいアゲハと、「アゲハを狩れ」と命じられた昴。彼らのスリリングな攻防に、若きセキュリティー会社社長・神谷昌樹が仕掛ける“ゲーム”、アゲハに部下を殺された警備会社社長・井原卓の報復作戦が重なる。混乱を極める死闘を制するのは―。新感覚アクション第2弾。(Amazon)

 読んだ覚えはあるのに記録がない。まあまあ。3巻の出来次第。
| ミステリ・エンタメ | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
本多孝好『ストレイヤーズ・クロニクル ACT-1』  ★★☆
驚異的なスピードで動く、遠距離の音も聞き分けられる、見たものすべてを記憶する―。常人とはかけ離れた能力を持つ昴、沙耶、隆二、良介。彼らは同じ施設で育った仲間で、特別な絆で結ばれていた。理由あって、大きな野心を抱く政治家・渡瀬浩一郎のために裏の仕事をしている。ある日、渡瀬から家出中の大物政治家の娘を追え、と命令される。目的は彼女が持ち出した秘密ファイル。謎の殺人集団「アゲハ」も絡み、彼らの運命は大きく動き出す。(Amazon)

 どういう経緯でこんな漫画っぽい話を書くことになったんでしょうね。良い悪いではなく単純に気になる。家父長制ひいては家族ネタが好きな人だから、キャラ設定は分かるんだけども。セリフが誰のか分かりにくいとこがちょこちょこあったのは私が小説から離れていたからか少し処理が甘かったのか……。子供を書くのが上手い作家ではないと思うので、腫瘍登場人物は高校生以上に絞った方がいいんじゃないかなー。
 話としては序章なので何とも 。こういう設定は好きですよ、中二心をとてもくすぐられる。ラノベ的だけどラノベの文体/法ではなく、『NIGHT HEAD』を思い出しました(あれほど面白くなるかは分からないけど)。
| ミステリ・エンタメ | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
津原泰水『たまさか人形堂物語』  ★★★★☆
 幾度目か分からん。ものすごく好きなので、続編が単行本にまとまってくれる日を心待ちにしている。
| ミステリ・エンタメ | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
津原泰水『猫ノ目時計』  ★★★★
幻想怪奇譚×ミステリ×ユーモアで人気のシリーズ、最新刊。火を発する女、カメラに映らない友人、運命を知らせる猫――。猿渡は今日もこの世ならぬ出来事を引き寄せる。(Amazon)

 どういう意味だと思っていたらそういう意味か。とりあえず全て読みきるために早足になってしまったが、文章は相変わらずで、これから何度も読みなおす羽目になるんだろうな。さしあたっては今日と明日。伯爵シリーズは再読を重ねるにつれて好きになるパターンなので、多分これから。巻末に年表があり、各短編がいつの頃なのか全て並べてくれてある。ありがたい。いずれ時系列順に再読するとしよう。ああ読んだだけで文章がうまくなるような心地がするね!笑
 津原さんの心身の健康を願っておりますが、彼が精神を病まなければ生まれ得なかったシリーズ(これに限らずだが)だと思うと、ううん、でも今後は健康でいらっしゃいますよう。
 アイダベルって何かと思えばアメリカの地名か。
| ミステリ・エンタメ | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
多岐川恭『濡れた心』  ★★★
女子高生の純粋な同性愛を阻む悪意、そして殺人事件。日記や手記を取り入れた斬新な構成が人間関係や動機を際立たせる文学的探偵小説。(『濡れた心』)。(Amazon)

 単品での文庫が絶版になってるので全集から。
 1958年に書かれた百合ミステリ。図書館で借りた本自体が古いので、随分昔の話なんだろなーと思いつつ読んでたら50年以上前とか。そこまでの古さは感じなかったなあ、IT関係機器がまったく登場しないからかもしれない。昭和50年くらいかと。
 びっくりするほどストレートに百合でしたね! 百合の三角関係だったね! 百合って男性向けが最近盛り上がっているだけであって何も新しいもんではないよな。典子と寿利のビジュアルが何故かそれぞれアイマス雪歩と響になっていた。でも典子はもっと肉感的なので雪歩じゃ足りないな。笑
 主要登場人物たちのの手記形式。「御厨典子の日記」ってしないで「典子」だけで区切ればよかったんじゃないかなー。日付が入ってる以外、ただの一人称だし。そんなこと言ったら手記モノほとんど非手記になってしまうけど。私が手記モノに苦手意識を持っているだけだけど。
 主要登場人物以外の人が全然出てこないので、ものすごい狭い世界の中で起こっている感じがある。本格ミステリって基本そうだよね。ミステリからしばらく離れているから久々に読んだわ、こういうクローズドな雰囲気の本。最初はあまりに皆の利害が一致しすぎて全員グルでしただったらどうしようと思ったけど、さすがに違って、早い段階で読者に真相を気付かせヤキモキさせるタイプの本だった(私は多分遅い方だけど)。典子がハッとするとこの描写が好きでした。
しかし典子さん罪な女ねあんた! 何人の人生を狂わせたのよ!笑
| ミステリ・エンタメ | 20:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
海堂尊『チーム・バチスタの栄光』  ★★★☆
東城大学医学部付属病院では、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。ところが今、三例続けて術中死が発生している。しかも次は、海外からのゲリラ少年兵士が患者ということもあり、マスコミの注目を集めている。そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口と、厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。(Amazon)

 久々に読み返してみた。小説の文章としては下手だけど、やっぱり面白いんだよなー。大森望が言ってるように、キャラクターの力がすごい。シリーズ全体で見ると、チーム・バチスタとジェネラル・ルージュが一番うまく行ってると思う。
| ミステリ・エンタメ | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) |