Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< August 2018 >>
Blog&Myself
Selected Entries
Categories
Recent Comments
  • 三浦しをん『舟を編む』  ★★
    藍色 (10/06)
  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
    マリ (06/13)
  • 松浦理英子『裏ヴァージョン』  ★★★★★
    マリ姉 (04/30)
  • ポール・オースター『幽霊たち』  ★★★★
    マリ (01/21)
  • ポール・オースター『幽霊たち』  ★★★★
    渋谷の帝王 (11/04)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    マリ (10/27)
  • ジェイ・イングラム『そうだったのか! 見慣れたものに隠された科学』  ★★★★
    Skywriter (09/12)
  • 東川篤哉『密室に向かって撃て!』  ★★★
    hirose (11/17)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    マリ (06/19)
  • 金森修『サイエンス・ウォーズ』  ★★★★
    Skywriter (02/06)
Archieves
Links
Others

Memoria de los libros preciosos

続きを読むとクリティカルなネタバレがあります
星の数は気分なのであてになりません
サイモン・シン『暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで』  ★★★★★
暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで
暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで
サイモン シン, Simon Singh, 青木 薫
『フェルマーの最終定理』に続き、世界的ベストセラーとなったサイモン・シンの話題作『The Code Book』の邦訳。 暗号は古代から重要な情報を安全に伝達する手段であったが、絶えず解読の危険性をはらんでいた。本書は、暗号とその解読にまつわる歴史上のドラマをひも解きながら、暗号の重要性と進化の歴史について語っている。
 英国女王エリザベス1世暗殺に関する暗号文書が破られ、処刑されたメアリー・スチュワートの事件をはじめ、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『仮面の男』(原作はデュマの『鉄仮面』)にも出てくるフランスの鉄仮面に関する文書、埋蔵金のありかが示されているという謎の「ビール暗号」、第1次世界大戦、第2次世界大戦の様相を変えた暗号解読者たちのテクニックなど、読者の知的好奇心をくすぐるトピックが数多く登場する。暗号が我々の歴史にいかに大きな影響を与え続けてきたのかがよくわかる。
 転置式暗号、換字式暗号といった単純な暗号化の方法から、複雑なヴィジュネル暗号、エニグマ暗号、単純だが決して破られることのなかったナヴァホ暗号のほか、ヒエログリフ、線文字Bなど、数多くの難解な古代文字や表記が、暗号解読者たちの血のにじむ解析努力と併せて詳述されている。
 本書では、読者がこれらの暗号を実際に作ったり、解読したりしながら読み進めていくことができるよう工夫されている。パズルや謎解きが好きな読者はもちろん、歴史の裏側をのぞいてみたい読者や考古学ファンにとっても興味深い1冊である。(土井英司)

 暗号の歴史をものすごく面白く綴った本。いやあ心から面白かったと言いたい!
 初期の暗号から未来の暗号まで、そして暗号ではないが未解読文字の解読にかける人々の情熱。暗号解読というものは数学や語学や勘やらを総動員しなければならないわけだが、丁寧に信じられないくらい分かりやすく例を出して説明してくれる。しかもそれらの歴史的エピソードを語るのがうまい。暗号そのものの魅力と暗号をとりまく人々の魅力。頭がいい人は何でもできるんだなあと思わずにはいられない。
 結構厚めでハードルが高そうな本だけど、とっても読みやすいので気になった人は是非読んでみてください。線文字Bやヒエログリフの解読話なんてシャンポリオンと一緒に気絶しちゃいそうだよ! 世界史でヴェントリスとシャンポリオンのどっちがどっちを解読したのかごっちゃになってたけど、もう二度と間違えまい! まさかヒエログリフが表音文字だったなんて……知らなかったし、それに気づいた人もすごい。
| 宇宙・物理・数学 | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
ニール・F. カミンズ『もしも月がなかったら』  ★★★★☆
もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅
もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅
ニール・F. カミンズ, Neil F. Comins, 増田 まもる, 竹内 均
 もしも月がなかったら? 月のない地球は、自転速度が地球よりずっと速く、1日は8時間となる。強風が絶えず荒れ狂い、高山も存在せず、生命の進化も遅い。
 もしも月が地球にもっと近かったら? 月がもっと地球に近いところにあると、公転周期が短くなり、日食や月食がひんぱんに起こる。近い月は宇宙から降り注ぐ隕石から地球を守る絶好の盾となる。また潮の干満差が激しく、地震も頻発する。
 もしも地球の質量がもっと小さかったら? 地球が小さくなると、内部のマグマが減り、地殻が厚くなって大陸移動は起こりにくくなり、地震・火山活動の頻度が極端に小さくなる。酸素が少ないため、小型動物は生存しにくく、人類は肺を大きくするため、背を高くし胸を厚くするだろう。
 その他、「地球の地軸が90度傾いていたら?」「太陽の質量がもっと大きかったら?」「地球の近くで恒星が爆発したら?」「恒星が太陽系のそばを通過したら?」「ブラックホールが地球を通り抜けたら?」「可視光線以外の電滋波が見えたら?」「オゾン層が破壊されたら?」まで、さまざまな「ありえたかもしれない地球」への旅をたどるシミュレーション・ロマン。(Amazon)

 宇宙に興味のある人ならときめきっぱなし間違いなし! んもー胸キュンですわよ。地球がものすごい偶然の上に奇跡的に存在していることがわかるよ! 科学的事実がいちいち素敵で、悶えながら読みました。用語や説明が難しい部分もあるけれど、そこは宇宙へのロマンで乗り切ろう(笑)最後はその素晴らしい地球の環境問題をじっくり考えてみましょ。
| 宇宙・物理・数学 | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |